日本ビジネス協会(JBC)は、加盟する企業のCSR活動の一環として、
JBC高校生奨学金を設立しました。CSR(企業の社会的責任・貢献)は、企業が
その本業において良い製品やサービスを提供し、社会に貢献することが第一ですが、今
ではそこから一歩踏み込んで、企業の収益や経営資源の一部を投じて、社会的に必要と
される課題の解決に向けて積極的に貢献することが求められています。
JBCでは、JBC高校生奨学金を通じて、意欲と能力を持ちながら勉学等の機会に恵ま
れない青少年に、奨学金を支給しています。この奨学金事業は2008年度からスタートし、
2015年度までの奨学生総数は288名に達しました。高校を卒業するまでの間、原則とし
て月額3万円の奨学金を支給し、2015年度までの8年間の支給総額は2億6百万円を超えて
います。2011年度は東日本大震災の被災高校生を重点的に支援し、2016年度は、熊本地震に
対応して、早速、緊急枠の奨学生募集を開始しました。
奨学金は、JBC会員からの会費・寄付(月額一口2000円、支援口数は任意)によって
支えられています。
ぜひこの取り組みの意義をご理解いただき、支援の輪に加わって下さる経営者が増えて
いくことを願っています。
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