Bulletin magazine 会報誌/理事長メッセージ





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Vol.54

理事長メッセージ

河合弘之 さくら共同法律事務所所長・弁護士

新興市場バッシングに負けるな!!

今、証券市場では新興市場に上場している会社へのバッシングが強烈です。ほとんどの会社では、株式の時価総額が大幅に下落しています。その原因としては、業績予想の下方修正が多いこと、コンプライアンス上問題が多いことなどが指摘されています。中央青山監査法人問題の余波を受けて、生き残った大手監査法人が繁忙を極め、かつ非常に保守的となったため、少しでも疑わしい点があると、意見留保もしくは会計監査人の辞任の申し出をするなど、依頼会社とのトラブルが漏れ聞こえてきます。大手監査法人からすると、大手企業の監査受任で手一杯となり、できれば新興市場の会社の監査は引き受けたくないという気持ちがあり、それがトラブルの背景にあると思います。しかし、新興市場の会社としては、そのようなバッシングに負けるわけにはいきません。その対策としては、より一層コンプライアンスに留意して、絶対に付け入られないようにすること、業績等の予想では保守的に行い、後に下方修正しないで済むようにすることなどが挙げられます。また、自社の身の丈に合った会計監査人を予備として用意しておくことなどがあるでしょう。
いずれにしても、私たちはこの新興市場バッシングに負けるわけにはいきません。明るく正しく、かつ賢く立ち向かいましょう。

中央青山監査法人問題
2005年9月13日に、カネボウ旧経営陣による粉飾決算に加担したとして、中央青山監査法人の公認会計士4人が逮捕された。これをきっかけに過去の粉飾決算(山一證券、ヤオハンジャパン、足利銀行等)への関与が改めて問題視され、2006年にもライブドアマーケティングの粉飾時に担当していたことが発覚。2カ月の監査業務停止処分を受け、2006年9月に「みすず監査法人」に称号を変更。しかし、クライアントや職員の離反が止まらず、2007年2月に業務を他の大手監査法人に移管すると発表して、事実上解体・消滅することになった。一連の事件の影響から、各監査法人の態度が非常に保守的になっている。








会員Topic 1

ぱどが「Birthday Magazine」を4月20日に創刊

ぱど(倉橋泰社長)が、誕生日のパーティーにふさわしいレストランなどをセレクトした新しいフリーペーパー「Birthday Magazine」(首都圏版)を4月20日に創刊しました。大切な家族や恋人、友人などの誕生日をお祝いしたい人に、地域のレストランやショップ、企業のプレゼント情報などを満載して、事前に登録した住所に誕生日の前月に送付する仕組みです。一般のクーポンマガジンのような割引サービスよりも、誕生日をエレガントに演出するためのプラスアルファのサービスに力を入れていることが大きな特徴で、大切な人と特別な時間を過ごすことができます。 一方、サービスを提供する企業側の利点は、リピーターの確保です。クーポンマガジンでは、割引クーポンを発行した時にしか集客が伸びない傾向に陥りがちですが、バースデイマガジンではプラスアルファのサービスを提供することで素敵な思い出と共に利用者の記憶に残すことができ、リピーターの確保につながりやすいというメリットがあります。皆さまも利用者として、あるいは企業として、ぜひご活用ください。

6月12日まで、10万円の商品券が当たる会員募集キャンペーンを開催中です!
登録は下記メールアドレスまで。
http://bmaga.jp/t








会員Topic 2

アールプロジェクトが社名を
「アールインベストメントアンドデザイン」に変更しました

不動産の再生事業を手掛けるアールプロジェクト(永井好明社長)が4月25日の臨時株主総会で、社名を「アールインベストメントアンドデザイン」に変更することを決めました。都市空間を再開発する前に再利用を考えることで投資効率を高めながら、新たな価値を創造するという企業理念に即して、より親しみやすく社名を伝えることが狙いです。単に建物をハードとして再生利用するのではなく、そこに住む人、利用する人のライフスタイルまでも含めてデザインを提案するのが同社の特徴で、東京商工会議所「勇気ある経営大賞」特別賞、国土交通省「土地活用モデル」優秀賞など、事業コンセプトが多方面から高く評価されています。社名変更を機に、一層の飛躍を目指していく考えです。

新社名  アールインベストメントアンドデザイン株式会社
英語表記 R-Investment & Design Co., Ltd.
※本社事務所を下記住所に移転しました。
〒102-0075
東京都千代田区三番町28-7
RE-KNOW三番町
TEL:03-3221-0461(代表)
FAX:03-3221-0462








会員Topic 3

ウィザスが広域通信単位制高校「ウィザス ナビ高校」を設立

ウィザス(堀川一晃社長)が開校準備を進めてきた「ウィザス ナビ高校」の予定地(兵庫県養父市)に内閣総理大臣が3月30日に「教育特区」を認定し、同校の設置が認められました。広域通信単位制とは、全国を1学区とする広域通信制と、学習したい科目を自分で選択できる単位制を合わせた制度で、履修者の自由度をさらに高めたものです。学校の経営は、原則的に学校法人にしか認められていませんが、養父市では政府に構造改革特区の申請を行って、民間企業でも開設できるように働き掛けてきました。一方、ウィザスでは100%子会社のナビ(大阪市中央区備後町3-6-2 KF センタービル)を設立し、2008年4月の開校を目指して準備を進めているところです。ウィザス ナビ高校は、不登校経験者や長期病欠者、高校中退者を全国から集めて教育の機会を提供するほか、スポーツ・芸能などの分野で活躍する生徒を幅広く募集していきます。定員は6千名。カリキュラムも総合学科(普通、福祉、環境、観光コース)で多様なニーズに応えながら、養父市で行うスクーリング時には豊かな自然を生かしたボランティア活動や職業体験等の校外学修も充実させる予定です。特に、校外学習の指導には、養父市在住の中・高齢者やボランティアなどの専門家に協力を依頼し、教育活動と連携した地域活性化を図ることも目指しています。
ウィザスでは、「ウィザス高校」(茨城県高萩市)を2005年4月に開校しており、そのノウハウをウィザス ナビ高校にも活用して教育効果をより高めていく計画です。

ウィザス ナビ高校
〒667-1102 兵庫県養父市大谷13
http://www.withus-navi.jp/
問合せ先:ウィザス 東京本部(ウィザ
ス ナビ高等学校 開設準備室)
TEL : 0120-780-140