Bulletin magazine 会報誌/理事長メッセージ





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Vol.72

理事長メッセージ

河合弘之 さくら共同法律事務所所長・弁護士

3年6ヵ月を振り返って 「理事長退任の弁 その1」

 2006年(平成18年)4月に、私はJBCの理事長に就任した。
 当時は、ライブドアのホリエモン事件とか村上ファンド問題などが連続して発生し、若手経営者群に対する風当たりが急に強くなった時期だった。 そんな時に私は、H.I.S.の澤田会長からJBCの理事長の席を引き継いだのだ。
 元祖ベンチャー経営者として若い経営者の人々から尊敬を集めている澤田氏のあとを引き継いだ私は、どうしたらよいか考えた。 結論は、毎日JBCの銀座サロンか昼間のラウンジに「出勤」する、ということだった。毎日々々出掛けて、高野支配人、高橋副支配人やスタッフらに 「私は見ているよ」とサインを送ることは、忙しい澤田さんには難しく、私にしかできないことだと思った。そのことによって求心力を高めようと考えた。
 実際にそれを実行してみると、結構大変だった。しかし、それを「仕事」と考えてしまえばできることであった。
 JBCに行くことを遊びと考え、仕事と遊びがバッティングすれば、仕事が優先してJBCに行くことを劣後させるだろう。 しかし「仕事」だと思えば優先的に行ける。実際、私はそのようにした。毎日5分でも10分でも、長い時は1時間サロンに居て、高野さんらと話し、 スタッフとおしゃべりをし、来客や会員の方々にJBCの理事長として挨拶をした。
 そのことは、予想に反して苦しいことではなく、楽しいことだった。高野支配人らスタッフたちと仲良くなれた。 毎日行くと、彼らは「理事長は毎日来る人」として信頼してくれ、求心力が高まったように思える。 高野さんたちの心意気、目指すところや悩みも理解できるようになった。彼らとの信頼関係もきちんと築けたと思う。 毎日来ているうちに、いつしか、そのことは私の生活の中に完全に組み込まれた。
 理事長就任以来3年6ヵ月、私は皆勤だ。
 (ただし海外出張中などは来られなかったけれども。)
 会員の北山さん(栄光会長)が「河合さんのやり方を見て、経営とはこうやらなければいけないという例を見たと思った」と言ってくれた。 身に余る言葉だが、「常に社員を見よ。そのことを社員にメッセージとして送れ」という経営の要諦の一つを言い当てた言葉として、嬉しく受けとめたい。
 今年の11月の総会で、私は理事長を退任するつもりだ。
 その時まで「皆勤」を続けようと思う。




会員 Show Case 1

河合弘之理事長がボランティアで支援する
中国帰国者・日中友好の会が「中国残留孤児の家」を開設しました

 河合弘之理事長(さくら共同法律事務所所長、弁護士)が監事を務める「NPO中国帰国者・日中友好の会」が、日本 に帰国した中国残留孤児の交流拠点「中国残留孤児の家」を新御徒町駅近くにオープンしました。9月1日に行われた 開所式には多くのJBC会員の皆さんが駆けつけ、河合理事長を囲んで談笑の輪が広がっていました。
 中国帰国者・日中友好の会は、終戦直後、日本人を中国大陸に置き去りにした日本政府の責任を問う国家賠償訴訟の 原告団が発展して誕生したNPOです。河合理事長がボランティアで支援を続け、中国残留孤児の中心的な団体として活動をしてきました。
 孤児の皆さんは、日本に帰国後も言葉や生活習慣の違いなどが壁になって、なかなか自立できないという共通の悩みを抱えています。 訴訟の結果、昨年4月に新しい支援策が決まりましたが、まだまだ十分とはいえません。そこで、気軽にさまざまな問題を相談したり、情報を共有したりできる 場所として作ったのが「中国残留孤児の家」です。孤児たちが力を合わせて、古い貸しビルの1階と地下をNPOの事務所やミーティングスペース、大広間などに改装しました。 今後は、孤児向けの日本語教室や就職相談会などのほか、日本人向けの中国語教室、太極拳講座なども開設して、様々な交流スペースとして活用していく計画です。
 皆様のご支援も宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 中国帰国者・日中友好の会
東京都台東区台東4-23-11 川口工商ビル1階
tel: 03-3835-9357
URL: http://www.ab.auone-net.jp/




会員 Show Case 2

プルーデントアソシエイツが人気の居酒屋「新八」とコラボレート
カフェ&ダイナー「レッドホッパー」と居酒屋「やきや新八」を銀座に同時オープン

 韓国のプルコギとメキシコのタコス。この全く異なる食文化を融合したのが「KOGI-BBQ」。今、ニューヨークやロサンゼルスで人気沸騰中のこの新感覚メニューが、日本に上陸しました。  店の名前は「レッドホッパー」。プルーデントアソシエイツ(登坂健一社長)が、食通イチオシの居酒屋「新八」とタッグを組んで、9月11日に銀座にオープンしました。 ランチ600円~というカジュアルさと真っ赤なインテリア、そしてロックががんがん流れる店内は、まさにアメリカンポップの世界です。
 この店がユニークなのは、扉1枚を隔てて居酒屋の「やきや新八」とつながっていること。一歩踏み出すだけで、そこには純和風の空間が広がっています。「やきや新八」は、予約の取れない居酒屋として有名な神田「新八」がカジュアル路線に進出した新業態で、「レッドホッパー」と同時にオープンしました。 串焼き120円~というお手頃価格の上に、神田「新八」同様、純米酒や焼酎の品ぞろえが豊富。あの銘酒「森伊蔵」も気軽にオーダーできますから、接待にもうってつけです。
 皆さまの懇親会や銀座での待ち合わせスポットとして、是非ご利用下さい。

東京都千代田区有楽町2-1-1(JR高架下)
「レッドホッパー」
tel: 03-6206-1955
営業時間11:30~23:30(年中無休)
URL: http://www.red-hopper.com/
「やきや 新八」
tel: 03-6206-1565
営業時間16:00~23:30、16:00~4:00(金曜・祝前日)、(定休日:日曜・祝日)
URL: http://www.yakiya-sinpachi.com/