理事長ごあいさつ

第5代理事長 加藤英次
株式会社アドバンス
代表取締役社長

 日本ビジネス協会(JBC)は、2019年に創立20年を迎えました。その間、世界ではあらゆる分野で100 年に一度といわれる激変が始まり、今後も更に変化の振幅は大きく、激しくなっていくことは確かでしょう。 私達を取り巻く社会環境がこれほど大きな変動を続けている中でも、JBCは数々の荒波を乗り越えて成長してきました。 チャーターメンバーでもある私は、その理由を稀有な自由闊達さにあると思っています。
 私自身、いろいろな経営者の団体に所属していますが、JBCほど会員同士の距離が近く、自由な言動が 許される団体はないと感じています。常識的な礼儀以外の不文律はなく、基本的に業界の壁も企業規模 の壁も年齢の壁も感じることはありません。この敷居の低さがあるからこそ、同好の士が集まるたくさんの 部会が誕生し、定期的に開催しているセミナー等の勉強会にも多くの会員が集まってくるのでしょう。気の 合う仲間同士、プライベートな交流は日常的な光景になっています。「苦しいときにJBCに来ると、元気に なる」。それが私の実感です。
 JBCの特筆すべき特徴は、これだけではありません。JBCは名前に「ビジネス」が入っているように、会 員間のビジネスを大いに推奨する伝統があります。初代理事長の澤田秀雄さん(エイチ・アイ・エス創業 者)が「押し売りは駄目ですが、ビジネスは大いにやりましょう」と端的に表現していますが、ビジネスを通じ て更に交友が深まるという相乗効果が生まれていることは間違いありません。
 JBCの会員は、それぞれの分野で成功した方々ばかりで、話をしているだけでも大いに参考になり、刺 激を受けます。経営上の悩みがあるとすれば、それを解消するヒントの宝庫ともいえるでしょう。実際に、 解決につながる商品・サービスを提供している会員もいれば、会員からの情報を基に新たな事業に挑戦 する会員もたくさんいます。その意味では、JBCはあらゆる業界の経営トップを対象にしたマーケティング ができる一つの経済圏という考え方もできます。成功確率を高めるための条件が高次元で揃い、「JBC への入会がIPOの契機になった」という経営者も少なくありません。
 JBCの運営は、理事会が自由な議論を通じて方針を検討し、会員の総意に基づいて行っています。歴 代の理事長は、初代の澤田秀雄さんがプライベートとビジネスの両面で人生を豊かにするという伝統を 創り、第二代理事長の河合弘之さん(弁護士、さくら共同法律事務所創設者)は時代が求めるコンプライ アンスと社会貢献(有為の高校生に奨学金を提供するJBC・CSR基金の創設など)を主導しました。第三 代理事長の分林保弘さん(日本M&Aセンター創業者)はグローバル化する世界ではアイデンティティが より重視されるという考えから教養を高める文化事業を展開し、第四代理事長の太田孝昭さん(OAGグ ループ創業者)は激変する時代に適応した運営体制の再構築に努めました。そして創立20年を経た今、 100年に一度の変革に立ち向かうための伝統の革新に取り組んでいるところです。
 人として、経営者として、成長を目指している方には、多くのチャンスを実感していただけるのがJBCです。 ぜひ、私たちの仲間に加わり、次代のキープレーヤーとして世界を舞台に活躍していただければと存じます。