Bulletin magazine 会報誌/理事長メッセージ





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Vol.46

理事長メッセージ

河合弘之 さくら共同法律事務所所長・弁護士

JBC倫理綱領を行動指針の一助に

私たちJBCのメンバーは、会の内外から非常に注目されています。それだけに私たちは常に襟を正して、毅然とした態度でいなければなりません。そのためには、私たちの態度の基本軸を確立する必要があります。そこに当会が倫理綱領を策定する理由があります。理事会では慎重かつ熱心な討議を経て、当会の倫理綱領を次の通り定めました。ぜひお読みいただき、行動指針の一助としていただければと思います。

日本ビジネス協会 倫理綱領
日本の経済発展において中小企業の成長は不可欠と言って過言ではない。そしてその中小企業を担う経営者の多くは他人に頼ることなく、常に独自の判断で会社を経営することを迫られている。そこで我々「日本ビジネス協会」では、多くの経営者が集い協力し合い、且つ互いに切磋琢磨し、また互いの行動を注視する。そのことによって日本の経済発展に寄与する各社の正しい事業拡大を目指したい。その活動の基礎となる倫理綱領を以下の通り定める。

法令の遵守(コンプライアンス)
法令とその背景にある精神を守ることは、企業にとって必須要件である。それに違反する企業は社会に存在する資格がない。企業の経営者たるJBC会員は社員に対し、本音として心からコンプライアンスの重要性を説き続け、かつ自らも常に法令を遵守しなければならない。

企業の社会的責任(CSR)
そもそも企業は安全かつ健全な社会においてのみ存立・発展できる。企業はそのように社会から一方的に利益を受けるだけではなく、逆に社会を安全かつ健全なものにする為に貢献しなければならない。JBC会員は自らが経営する企業を通じて地域社会、日本及び世界の人々及び環境に貢献することに努める。








会員Topic 1

セントラル総合研究所の八木宏之社長が
朝日新聞に登場!

「借りたカネは返すな!」(2002年アスコム刊、1,299円/税込)で知られるセントラル総合研究所の八木宏之社長が、8月2日付の朝日新聞夕刊に大きく取り上げられました。債権回収のプロから債務者救済のプロに転身した八木氏の生き様が、とても分かりやすく描かれています。 景気回復が伝えられる中でも、今年の中小企業の倒産件数は、5月まで毎月前年実績を上回っていました。経営者が個人保証をして銀行などから融資を受けている場合には、倒産が一家離散、一家心中という悲劇にまで至ってしまうことがあります。そんな実態を何度も目の当たりにしたことが、八木氏が10年前に起業したきっかけになりました。これまでに7千件以上の相談に応じ、3,800件の再生を実現しているほか、中小企業の経営者を対象とした勉強会も月に3回のペースで開いています。今春に大阪オフィスを開設した八木社長は、記事の中で「地方や中小企業の再生はいつも後回し。われわれのミッションはまだ緒に就いたばかりだ」と語り、ますますの活躍が予感されます。JBC事務局には記事のコピーがありますので、皆様もぜひご一読ください。








会員Topic 2

ベンチャー・テクノ・キャピタルの是松孝典社長が
「ドタン場の社長学」を発刊

是松孝典氏(ベンチャー・テクノ・キャピタル社長)が、企業再生の持論を語った「ドタン場の社長学」(バジリコ刊、1,680円/税込)を上梓されました。長年、企業の再建に携わってきた経験とノウハウを基に、生き残る会社の条件を分かりやすくまとめています。再建の秘訣を一言でまとめると「トップの決意とディテールの処理」(是松氏)。そして何よりも大切なのは、社外、社内、身内の中に味方を作ることです。再建企業だけでなく、こうした条件を常に念頭に置いて経営に取り組んでいれば、決して危機に陥ることはないでしょう。その意味では、順風満帆なJBCメンバーの皆様には自戒の書ともなりそうです。JBC事務局で販売しておりますので、お気軽にお買い求めください。

目次
プロローグ「ドタン場」でも、「すべて」を投げ出す必要はない
第1章「外」との戦い1―どの取引先が「味方」になるか
第2章「外」との戦い2―銀行との死闘を制するには…
第3章「内」なる戦い1―落ち目の会社は中から腐る
第4章「内」なる戦い2―この会社は生き残る力があるか?
第5章「身内」との戦い1―金の切れ目が縁の切れ目
第6章「身内」との戦い2―未来を拓く後継者を作れるか
第7章 私が見た、社長たちの土俵ぎわ
エピローグ 日本の故郷を支える地方企業を救いたい








会員Topic 3

シルクランド画廊が「縲恍ヌ憶の水郷風景縲鰀
孫 家珮 作品展」を開催

シルクランド画廊(榎本宏太郎社長)が、9月18日(月)から30日(土)まで、現代中国画壇の旗手として注目を集める孫家珮(ソン・カヘイ)氏の個展「縲恍ヌ憶の水郷風景縲怐@孫 家珮 作品展」を開催します。シルクランド画廊は、世界で活躍する中国人画家を日本に紹介する窓口として知られ、中国大使館にも公式招待されるなど、着実に声価を高めています。今回の個展では、孫氏の故郷にある水郷の風景画を集め、「1枚1枚に、いとしい自分の恋人を見つめるような、水郷を恋している気持ちをこめています。これからも、私にしか描けない内面的な作品を描いていきたいと思います」と孫氏は語っています。会期中に来場する孫氏との交流も含め、現代中国美術の真髄に触れてみてはいかがでしょうか。

Profile
孫 家珮 Sun Jiapei
1958年上海生まれ88年来日。第77回二科展入選、以後連続入選。94年サロン・ドー
トンヌ(パリ)入選。97年国際公募連展・内閣総理大臣賞。99年クリスティーズにて作品
落札、ニューヨーク ELEANOR ETTINGER GALLERY にて個展開催。2004年山
之内製薬、千葉銀行、宇部興産のカレンダーに作品採用。05年NECのカレンダーに作
品採用。上海美術館、富士国立美術館などが作品を収蔵。

シルクランド画廊
東京都中央区銀座6-5-11 第15丸源ビル1階 Tel: 03-5568-4356
営業時間 11:00縲鰀19:30(土曜、祝祭日は17:30)/日曜休