Bulletin magazine 会報誌/理事長メッセージ





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Vol.80

理事長メッセージ

第3代理事長 分林保弘 日本M&Aセンター会長

「素晴らしいJBCの仲間達」

 今、JBCの初代理事長のHIS会長澤田さんが、素晴らしい仕事をされています。 18年間続いた赤字会社ハウステンボスを引き受けられたのが、今年2月。 それ以降わずか4人のHISの社員を引き連れ、自ら陣頭指揮をとり、空いていた店舗に地元の有名店を誘致して埋め、年間経費も20億円をカット。
 私が招かれて行ったゴールデンウイークの式典時は、満員の盛況で、早や4月・5月と黒字。7月・8月も30~40%売上アップとのこと。 連日色々な企画でエンターテイナーを招き、夏休みは子供の企画や地元長崎の方を特別価格で招待したり、今人気のAKB48の公演を実施。 10月にも世界各国からトップレベルのガーデナーが集結する「ガーデニングワールドカップ」を企画。 新聞には「国内旅行もHIS」のタイトルで2泊3日、入場料・飛行機代込で¥19,800の広告を掲載。
 先日も会ったとき、上海から1,000人乗りの船をチャーター、15~20時間の船旅の間をカジノやエンターテイメントを楽しみながら来るツアーを企画中とのこと。 将来は東洋一のアウトレットや観覧車等も誘致したいとのこと。  本当に楽しそうに“夢”を語っておられました。経営者は“強靭な意志”と時代や現実に即した“柔らかな心”を持ちながら、自社や自己の利益を考えるだけ でなく、「企業は社会から預かったもので、社会に尽くすことが企業の価値」だということを澤田さんと話をしながら思いました。
 今、JBCでは、単に成功した話だけではなく、その過程における様々な苦労話を「簡単に今があるわけじゃない!!」というテーマで、会員に毎月発表して頂いています。 第1回の株式会社エリアリンクの林社長、第2回のさくら共同法律事務所の河合先生、第3回の株式会社ハーフ・センチュリー・モアの金澤会長のどの話も素晴らしい内容でした。
 この様な体験談を身近に見聞きできることは、経営者としてもの凄く勉強になり、我がJBC以外の経営者組織ではありえないことだと思います。 是非JBCの会員として誇りを持ち、この組織を皆様方と一緒に素晴らしい経営者団体にしていきたいと思っています。