Bulletin magazine 会報誌/理事長メッセージ





会報誌 バックナンバー

Vol.50

Vol.51

Vol.52

Vol.53

Vol.54

Vol.55

Vol.56

Vol.57

Vol.58

Vol.59

Vol.49   Vol.60→

JBC52 画像拡大

Vol.52

理事長メッセージ

河合弘之 さくら共同法律事務所所長・弁護士

慈善(チャリティー)の社会構造的位置づけ

 自由経済・市場経済が社会主義経済よりも秀れていることは、歴史的に確定しました。努力をした人が、努 力にふさわしい成果を手にする仕組みは基本的に正しいという主張に、異論を差し挟む人はいないでしょう。
 しかし、自由経済においては、必ず「勝ち組」と「負け組」が生まれます。負け組の再起は往々にして難し く、負けている状態が固定化されてしまう恐れがあります。それを放置することはできません。放置すれば、 社会の格差は修復不能なところまで拡大し、社会が崩壊する危険性があるからです。負け組は社会を恨み、治 安も悪化し、安全・安心は無くなります。
 そこでは自由経済も市場経済も成立し得なくなります。実際に、そうした状態に陥っている国が、世界にい くつかあります。
 だからこそ、社会の格差の是正、換言すれば競争に敗れ、貧困にあえぐ人たちの救済は、常に行い続けなけ ればならないのです。
 格差の是正とは、慈善(チャリティー)のことです。それは倫理的な義務であると同時に、自由経済・市場 経済を守るために必要不可欠な作業なのです。慈善(チャリティー)の社会構造的な位置づけは、そこにあり ます。
 「慈善は偽善だ」と言って、嫌う人がいます。そのような人は、以上のような慈善の社会構造的な意味を理 解していないと思います。
 また、『格差の是正は、国の仕事だ』という人もいます。しかし、何でも国に押し付けるのは間違いです。 そう主張する人は、「高い税金、大きい政府」を容認するのでしょうか。それが今の世界のトレンドでないこ とは、明白でしょう。
 格差の是正というような仕事は、官・民で力を合わせていかなければならないのです。
確かに、慈善は賽の河原の石積みのようで、やってもやっても終わりません。しかし、格差の是正は、その時 々に自分ができる方法でやり続けていくこと自体に意味があるのです。
JBCのメンバーの皆さんは、自由経済・市場経済の勝者です。そのような方々にこそ、慈善(チャリティー)を 熱心に行う責任があると思います。
JBCのメンバーで、サッカーのアルビレックス新潟の会長などを務められている池田弘氏は、その著書「奇跡を 起こす人になれ」の187頁で「荒れ果てた街の富豪になりたくはありません」と述べています。至言だと思いま す。この精神こそが今、社会で強調されているCSR(企業の社会的責任)にも合致すると思います。
私はJBCの理事長として、この問題に取り組みたいと考えています。








会員Topic 1

池田弘氏(アルビレックス新潟会長・新潟総合学院理事長)が「藍綬褒章」を受章されました

池田弘氏(アルビレックス新潟会長・新潟総合学院理事長)が、2006年秋の褒章で「藍綬褒章」を授章されました。JBC会員からは、高橋誠一副理事長(三光ソフラン社長)の黄綬褒章と並ぶ同時授章です。 藍綬褒章は、社会の模範となる優れた業績を上げられた方に贈られるもので、池田氏はプロサッカーチーム・アルビレックス新潟を地域振興の中核に育て上げた功績が評価されました。新潟といえば、スポーツ界では“不毛の地”と呼ばれ、有力な実業団チームすらない土地柄でした。しかし、池田氏は敢然と難事業に挑戦して、地域全体で支える仕組みを作り、今ではJリーグ最大の観客動員力を誇る人気チームになりました。今回の授章をバネに、地元では「次は、Jリーグ優勝!」という期待が高まっています。

褒章の種類
紅綬褒章:自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方
緑綬褒章:自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著なる方
黄綬褒章:業務に精励し衆民の模範である方
紫綬褒章:学術、芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい方
藍綬褒章:公衆の利益を興した方又は公同の事務に尽力した方
紺綬褒章:公益のため私財を寄附した方等

池田弘氏のコメント
藍綬褒章の栄に浴し、誠に光栄に存じております。意味を私なりに考えてみますと、アルビレックス新潟を応援してくださった地域の皆様やご支援いただいた企業の皆様の姿勢に対して与えられた褒賞であるとの思いを強くしています。行政のご支援とサッカー協会のご指導なくして、今日のアルビレックス新潟が存在しなかったこともいうまでもありません。 藍綬褒章の栄に浴し、誠に光栄に存じております。意味を私なりに考えてみますと、アルビレックス新潟を応援してくださった地域の皆様やご支援いただいた企業の皆様の姿勢に対して与えられた褒賞であるとの思いを強くしています。行政のご支援とサッカー協会のご指導なくして、今日のアルビレックス新潟が存在しなかったこともいうまでもありません。








会員Topic 2

JBC-シルクランド画廊共同企画
日中文化交流「憧れの西域 シルクロードの旅」を開催

成長著しい中国の秘境を訪ねる「シルクロードの旅」を6月18日縲怩Q5日(7泊8日)の日程で開催致します。中国西域最大の文化遺産、敦煌をはじめ、無限に広がるゴビ砂漠と天山山脈、兵馬俑などの秦の始皇帝や三蔵法師らにゆかりの名所旧跡を訪ねる内容豊富な8日間です。特に、一般のツアーでは見学が許されない敦煌の「特別窟」を見ることができるのは、またとないチャンスです。ガイドを務めていただくのは、シルクランド画廊の顧定珍取締役。
中国人ならではの視点から、本当の見どころ、味どころを満載にしていただきました。
定員は25名前後を予定していますが、先着順となりますので、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。
● お問い合わせ ㈱シルクランド画廊 電話:03-5568-4356

「憧れの西域 シルクロードの旅」
日程:6月18日(月)縲怩Q5日(月) 7泊8日
利用航空会社:日本航空(成田発着の西安直行便)
参加費用:35万円前後(参加人数により金額は変
動します)※2人部屋が基本ですが、追加料金で1
人部屋もご用意致します。また、飛行機は追加料金
でビジネスクラスへの変更が可能です。
定員:25名前後(先着順)
<日程>
6月 18日(月) 成田発―(空路)→西安着 市内観光後、ウェルカムパーティー
19日(火) 西安発ー(空路)→ウルムチ着 市内観光
20日(水) ウルムチ発ー(陸路)→トルファン着 市内観光
21日(木) トルファン市内観光―(陸路)→ウルムチ着
22日(金) ウルムチ発ー(空路)→敦煌着 市内観光
23日(土) 敦煌市内観光
24日(日) 敦煌発ー(空路)→西安着 市内観光後、フェアウェルパーティー
25日(月) 西安市内観光―(空路)→成田着








会員Topic 3

立っているだけでやせられる?! 10分間で15,600歩のウォーキング効果!!
自然樂校がエクササイズマシン「ブルモ」を特別価格で提供します

メタボリックシンドロームという言葉がすっかり定着し、自分の体形に危機感を募らせている方も多いのではないでしょうか。しかし、多忙を極める経営者にとって、運動やダイエットの時間を確保するのは難しいものです。 そんな方々にぴったりのエクササイズマシン、「ブルモ」が登場しました。上下左右に高速振動するボードの上に10分間立っているだけで、最大1万5,600歩のウォーキング効果、ウェートトレーニングならたっぷり1時間分と同じエネルギーを消費させられます。その理由は、ボードの振動に合わせて体が自然にバランスを取り、筋肉が収縮と伸張を繰り返して、有酸素運動と無酸素運動をしているのと同じ効果を得られるからです。ダイエット以外にも血行促進にる疲労回復や美肌、内臓機能の回復、振動による内臓脂肪の燃焼=メタボリックシンドロームの予防につながるなど、非常に効果の高いエクササイズマシンです。社員の福利厚生の一環としても、大活躍しそうです。 「ブルモ」は、このほど自然樂校(清水國明社長)が代理販売を始め、デモ用マシンをJBCビジネスラウンジに3月末まで設置しています。JBC会員の皆さまには特別価格で販売致しますので、この機会にぜひお試しください。

ボディーシェイカー「ブルモ」
JBC会員限定特別価格:450,000円(税別)【定価:780,000円】
サイズ:幅665㎜ 奥行き700㎜ 高さ1440㎜/重量:50kg
● お問い合わせ ㈱自然樂校 永田 電話0555-73-4116 E-mail kei@kuniaki.co.jp